ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

はじめてのApple Watch

 僕は長いこと待っていた、Apple から革新的な新製品が発売されることを。いや、新製品はたくさん出ていた。iPhoneiPadMac、etc、、、しかしどれも旧製品の改良版に過ぎなかった。ジョブズ没 以降のApple からは新製品が長い間出ていなかった。そう、クック体制になってから。

 いや、クック批判をしたいわけではない。旧製品に革新的な機能を搭載させ、過去最高益を毎年叩き出し、Apple時価総額世界一の企業にしたのは彼の手腕の賜物だ。しかしユーザーとは恐ろしいもので、それでも「Apple らしい世の中を変える新製品を出して欲しい!!!」と強く願っていた。そして発売の日を迎えた。Apple Watch の。

 クックさん曰く「幼い頃からの夢だった」Apple Watch がプレス・カンファレンスの日を迎え、発売の日を日本でも迎えた。前日の夜から決めていた「始発の電車に乗ってApple Store に行く」事を。こんな時は寝坊なんてしないもので(笑)、作戦通り 始発でApple Store 表参道に到着した。既に3、4人並んでおり、待っているとStore のスタッフから整理券を配られ、一度 解散になった。代々木公園で時間を潰していたが、テンションMAX の僕は 販売予定よりかなり早い時間にStore に戻り、缶コーヒーで手を暖めながら(その日は春なのに寒かった)じっとStore の前で待っていた。販売予定の時間が近づくと人がわらわら集まり、なぜか僕が 列の先頭になっていた。

 そうこうしているうちに報道陣も集まり、先頭の僕にインタビューを始めた。僕は整理券番号5番だったが、TVや新聞に映りたい一心で、「ああ、インタビュー?いいですよ。」なんて答えていた。何社かインタビューに答え、これ幸いと 自分のApple愛 を熱く語った。人生でベスト3に入るくらい、気持ちの良い時間だった(笑)。

 そしてオープンして、ハイタッチで迎えられ、Apple Watch の試着をしたり機能の説明を受けたりした。販売はオンラインストアからのみとなっており(転売屋防止の為)日本時間の夕方から予約はスタートした。

 Apple Watch は腕時計である。機能的でシンプルで高級感のある。その良さを僕が語るのは蛇足であろう。このブログを見た皆さんも是非、Apple Store に足を運んで欲しい。そしてつけ心地の良さを感じて欲しい。Apple Watch のせいで、スイスの高級腕時計が売れなくなっているらしいが、それはしょうがない。高級腕時計というカテゴリーでは間違いなくNo,1 だろう。今春、エントリーモデルである、SPORTS が値下げされた。最も身近なコンピューターが。