ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

僕とSONY

 僕にとってSONYは憧れである。高校時代、アイワのウォークマンを使っていた僕にとって新登場したSONYのMDは輝いて見えた。無論、お金の無かった僕にとって買えるはずもなく、ただただ憧れていた。僕が記憶している限りでは、僕の初SONYPlayStationだった。それも発売からしばらく経って、小型のPS Oneというカワイイカタチをしたモデルだった。映像の美しさに驚いた事を覚えている。それからしばらく経って、PS2が出た。今では考えられないかもしれないが、当時、DVD再生機は高価だった。それがPS2ならばDVD再生が可能だった。ゲームも出来る、DVDも再生出来る、そして手が届く価格。PS2は爆発的に売れた。

 90年代、スティーブ・ジョブズSONY信者だった事も大きかった。iPoneのカメラやビデオが良いのは、ジョブズSONYの高価なビデオやカメラを手軽なモノにしたい、という思いがあったそうだ。また、90年代のSONYのパソコンであったVAIOは神がかっていた。その勢いは今のAppleに匹敵するものであった。ジョブズの中には常にSONYのモノ作りがあった。今のAppleがあるのはSONYのお陰かも知れない。