ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

バイク乗りたて。

 なぜ僕がバイクの免許を取ろうかと思ったか?というと、ヒマだったからである。人間はヒマだと、TOEICの勉強を始めるか、バイクの免許を取ろうか、と考えるものである。僕は英語は嫌いだから、バイクの免許にした。実は数年前にも取ろうとしたが挫折した経験がある。しかしまあ、「大丈夫だろう。」といういつもの安易な考えで行動を始めた。

 前にも乗ったことがあるので、序盤はサクサク進んだ。「魔のクランク」に出会うまでは、、、最初は出来なくて当然、と教官も優しく教えてくれていたが、何時限やっても一向に上達せず、そのたびに追加料金が掛かっていった、、、「ヤバイな、、、」と内心、安易な考えで始めたことを後悔し始めた。そして、カネもかかるのは馬鹿らしいし、最初は優しかった教官もだんだん「出来ない子」扱いを始めて、ちょっとイヤになってきた。そして教習所から足が遠のき始めた、、、

 が、僕にはバイクの免許を取らねばならない理由があった。実は既にバイクを購入してしまったのである!しかもローンで!これは取り返しがつかない。免許を取るしか道はない。そして、また教習所に通い始めた。しかし人間とは不思議なものである。しばらく乗っていなかったから下手になっているかと思ったが、逆に肩の力が抜け、いい感じに乗れるようになっていた。「魔のクランク」も何回か通っただけで出来るようになっていった。

 卒検も一発合格し、無事に免許が取れた。買ってしばらく乗っていなかったから、バイクはすこぶる不調で、しかもSR400というキックスタート式のバイクの為、エンジンをかけるのが難しい。というわけで、乗っていなかったからバッテリーが上がってしまった 笑。はい、修理に出します。もうね、バイクに乗る準備は完璧ですよ!革ジャン、ブーツ、ヘルメット、グローブ、サイドバックも付けている 笑。おまけにETCもある!ココロのエンジンは全開である!あとはSRのエンジンだけだ。