ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

今年は

お題「福袋」

 

 いつも行くスタバの店員さんに「福袋の申し込みしました?」と聞かれた。ぼくは今までの人生の中で福袋を買ったことが一度もない。そしたら「スタバの福袋は有名で、非売品とかいろいろ入っていて毎年行列が出来るんですよ。」と言われた。今年からは店頭販売を止めて、ネット抽選にするんですよ、と言われた。正月から行列に並ぶのはダルいが、ネット抽選ならいいか、と思い申し込んでみた。

 そしてお正月を迎え、抽選に外れた。ちなみに教えてくれたお姉さんは当たったらしい。まあ、それはいい。しかし、世の中の人は結構 福袋を買うんだなーと思った。行列が出来るくらいだからきっとお得なんだろうな、とも思った。そして正月ヒマだったぼくの福袋を探す旅は始まった。

 まず「何が一番無難か?」という事だ。洋服や食べ物は好みがある。洋服はサイズの問題もある。ならば何か?「家電なんかはいいんじゃないかな?」と思った。使うものだし、福袋ならきっと手軽な値段でありそうだから。

 近くの家電量販店に行ってみたら福袋は無かった。既に売れてしまったのかもしれない。そのまま帰っても良かったが、せっかくだから中古屋とかはやってないかと探した。そしたらあった。

 あったが、邦楽の中古CD詰め合わせとかマンガとか。ゲーム機とソフトとか。洋楽のCDだったら欲しかったが、邦楽はいらない。マンガは重い。ゲーム機は持っている。

 「なかなか難しいなー」と思った。だいたい何が欲しいか分かってなくて、商品をみたらケチをつけるとか、そもそも買う気が無いことに気づいた(笑) 年末って結構忙しいけど、正月って結構ヒマなんだと気がついた。だからこれからは普段と同じように正月を過ごす事がいいんじゃないかな⁈と思った。特別な事はせずにいつもの感じで。