電脳空間

つれづれなる事を書いています。

精神科医との対話

 私にはカネが無く、時間ばかりあった。ので、よく図書館に向かった。空調の効いた部屋で持ち込んだ本を読んでると、なんだか眠くなる。すると突然、少女が現れ「ナメプですわ!」と言ってきた。

 おそらくその言葉には意味がない事を私は知っていた。「解脱したい」と私は彼女に返した。おそらくそれが、彼女の自己顕示欲なのだろう。「さてはアンチだな」と言ってきたので流石に頭にきた。

 私は電話で「もしもしポリスメン?」と通報した。子供相手に大人気ないが、向こうが売ってきたケンカ。私は悪くない。すると彼女は突然「なぜか高鳴る胸の鼓動を抑える運動」をしてきた。

 ようやく鈍い私にも理解が出来た。彼女は迷子なのだ。人生の。大概において精神科というものは兎角、人生の迷子が集まる。やれやれ。隠喩としての隠喩。つまりメタファー、それが彼女の答えだった。問題はいつも単純だ。