ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話

 大体の恥を掻いてきたつもりだ。彼女は言う「あんたってさー、図々しいくせに何でメンタル弱いの?」私は答える「弱いんじゃなくて、雑なだけだよ」と。彼女はまたいつもの様な顔をして、ふーん、と言う。

 図々しいのか、気が弱いのか、只の病人なのかは知らないが、他人に迷惑を掛けたり、借金したり、はしたくない。が、現実は往々にして正反対に向かう。ま、大丈夫。健康ならば。

 そして私は不健康。だから散歩も始めたし、サイクリングもするようになった。精神分析医は「森田療法だね」としたり顔で言うが、あんたに習った訳ではない。何とか必死に生きているだけだ。

 ま、カネもコツコツ返してますよ。ご心配なく。今流行りの「カードローン」や「キャッシング」では借りた事がない。そこまで落ちぶれたらズブズブの沼、に入ること間違いなし。

 ま、枠を広げすぎた、と言うのが答えである。カネの使い方の。方法は間違っていなかったが、無職であることを忘れていたww。いや、ニートではない。就労支援や資格取得に励む中年男子だ。

 スーファミの「ゼルダの伝説」をしたり、コンビニコーヒーを飲んだり、ウンコしたり、ファミポテ食べたり。で、またウンコしたり。そんな毎日だ。大体私は贅沢が嫌いだ。

 富士そば日高屋吉野家をこよなく愛し、ベローチェでカフェラテを飲みながらタバコを吸う。え?無職のくせに贅沢だ?私が贅沢なのではない、タバコ税が高すぎるのだ。

 軽作業の「軽」は「軽んじられてるの軽だよ」誰かが教えてくれた。それでもいい。働いて腹を満たしたい。あと4歩くらいなのだ。もうちょいなのか、まだまだなのかは知らないが。空は曇天だ。