ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

「ファインディング・ニモ」 映画評

 親子の成長の物語であり。離れ離れになり、再会するのは不可能に思えた。しかし、周りの仲間の助けがあり奇跡的に再会する。一人の知恵では到底不可能に思えることもいろいろな人の助けがあればなんとかなる、ということを実感する。人(?)が成長するのには一人では無理だ。

 「一番の親不孝は親より先に死ぬ事」とはよく言われる事だが、それを痛感させられる物語であり。子供の成長により、親もまた成長する。それには無謀とも思われる勇気が時には必要だ。親は子供が可愛いあまり、子供の冒険を嫌う。しかし、子供はいつかは親から離れる。

 この映画を観るまで僕は一人で大きくなった気がしていた。しかしそれは誤りであることに気付かされた。親が今まで世話をしてくれたからこれまで無事に生きていることを実感した。今、交通事故にも会わず、無事に五体満足で生活出来ていることは宝くじに当たるくらい奇跡的な事だと気付かされた。

 両親に本当に感謝しています。