最近、ネットばかり見ていて本を読まなくなった。いかんなー、と思う。アウトプットやネットの情報は例えるならアプリケーションの部分だ。教養などの部分はそのアプリケーションの中にある基礎の部分つまりOSの部分だ。
子どもと悪 (岩波現代文庫〈子どもとファンタジー〉コレクション 4)
- 作者: 河合隼雄,河合俊雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/12/17
- メディア: 文庫
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この本が気になっているんだよねー。「心理学と言えばこの人」という感じもあるし。私が唯一読んだ事がある河合隼雄先生の本は村上春樹さんとの対談の本だ。カウンセリング、というモノを噛み砕いて説明してくれていた。
この本ははてブでも取り上げられていたのでこの本を知ってる人も多いかも知れない。読書という行為は基本的に孤独だ。本の中の作者の言葉と対話する。それにより一段上の階層に上がる。
「思えば孤独は美しい」と糸井重里さんは言っていた。なるほど、ネット全盛の世の中で、「孤独は悪」という認識がある。しかしどうだろう?読書は確かに孤独な行為だ。しかし、確かに作者と繋がっている。