ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話

 家の都合で休んでいた就労支援に再び通うことにした。主治医からは「家庭の用事を優先するか、就職を優先するか決めなさい。」と言われていた。結局、自分の出した答えは「週4の1日6時間勤務で、それ以外の時間で家の用事をする。」というモノだった。それがセオリーのような気がした。

 週に24時間勤務になれば、障害者枠なら健康保険、雇用保険、厚生年金に加入出来るからという理由が大きい。彼女は言う「良いとこ取りだね。」私は言う「違う、これが目標なんだ。」。ワーカーさんには申し訳ないが。

 股関節がポキポキ鳴る。はい、老化現象です。新しいiPadが欲しいが、ショルダーバックには入りきらないので迷っている。パソコンも買い替えたい。ま、カネがない。私が貧乏なのは、物欲に忠実だから。迷いは無い。彼女は呆れて、「江戸っ子だね」と茶化す。宵越しの銭は持たない、か。

 格安SIMはそんなに格安でもないし、iPhoneなんかはキャリアで買ったほうが得なんだろう。しかし、「買う・買わない」の自由は欲しい。しちめんどくさい契約なんて御免だ。私は部屋でタバコを吸いながらモニターを眺める。しかし安いほうがいいなー、と思ったりもするから厄介だ。