ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

あちーな💦

 そんな事より、ジョナサン・アイブっすよ。Appleにおいて「デザイン」は最も重要なファクターを占めていたのに、、、新型iPhoneを見るだけでもそれが失われてしまった事はハッキリ分かる。

 「Mac不安ちゃん」を参照するまでもなく、暗黒時代の到来ですね。Apple帝国の。それでも買うんでしょ⁉的なノリは確かにある。「トリプルレンズ⁉いいんじゃない⁉」みたいな。

 まー、脱ジョブズという訳ですね。分かります。それは確かに必要な事だ。どんな企業も生産効率を求めるものだ。かのラルフ・ローレンもそうだし。実を言うと私はクックCEOは嫌いじゃない。

 「iPhone売れない!」と叫ばれる昨今、iPhone8はまだまだ人気だし。つまりコスパの良いiPhoneはまだまだニーズがあるのだ。それにはやはり生産効率。今秋の新型ラッシュでもハイエンドモデルは分からんが、ローエンドモデルは確実に売れるという計算は立つ。

 それがブランドってモンよ。「iPhoneは金持ちのモノ」という意識付けさせされていれば、価格が高い事がステータスになる。私が興味があるのはiPad ProOSだ。ポストPC時代の幕開け。

 価格が高いからApple製品は良いのだ、という逆説も成り立つ。そう、ここにもマルクス的市場の原理は働いている。値引きをしない、という点もそうだ。だからみんな有難がる。

 そして、みんなは言う「今回のiPhoneも期待はずれだ」と。一体、みなさんはハードに何を求めてるんでしょうかね?ハードは所詮、箱にしか過ぎない。OSというバックボーンがあって初めて意味を成す。

 Appleにおいて、iPhoneは従来ほど重要なプロダクトでは無くなった。Apple Watc、iPadApple TV、Mac、そしてApple Pay。んで、クレカまで出した。90年代のSONYが家電から金融業にシフトチェンジしたのと酷似している。

 重ねて言おう、もはやiPhoneにワンモアシングは何処にも無い。