ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話。

 主治医は言う「キミは和光大って感じがするね」と。無論、私は和光大が好きだから、有り難いお言葉だな、と思った。

 小さい頃から、本をよく読む子供だった。人の輪に入れなかったから。それは子供の頃の私には、さして問題ではなかった。

 人付き合いは今でも苦手で、ヘコヘコするという処世術(?)で、毎日を塗りつぶしている。だから飲み会なんて恐怖でしかない。

 仕事はやったり、辞めたり、クビになったり、逃げ出したり。ま、楽しいけど。仕事より楽しいのもまた仕事也。

 だからまー、ほどほどですね。何事も。「ゲームは1日一時間」だし。私は日常のルーティーンを守り、他人とのコミュニケーションから身を守り、家族を何より大切にする。

 雲はHDR映えして、クッキリした夏の空から、秋の空へと移り変わっていく。それをボンヤリ眺めながら、缶コーヒーを飲む。

 コンビニ店員だった頃は、肉まんの蒸し機が、死ぬほど嫌いだったけど、今ではもうすっかり打ち解けて、餡饅を注文している私がいる。