ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話。

 明日で彼女と会うのも最後だ。少し、いや、かなり寂しい。というか、この世の終わり感がある。マジで。

 告白しよう。そして、ありがとうと伝えよう。私にはそれが精一杯だ。正直、しんどい。愛していたからこそ。

 ま、しょせん私には高嶺の花。花は見ているだけ良い。彼女はとても美しいのだから。本当に好きだった。

 この想いもいつか忘れてしまうのが怖い。いつまでも、いつまでも彼女を愛し続けたい。叶わね想いだが、それだけは確かだ。

 あーーー、あ。ツラい、ツラすぎる、、、、、、、、、。ココロにポッカリ穴が空いた気分だ。生きてて良かった。私はまだ人を愛せる。

 彼女の笑顔や笑い声が本当にツラい。あんなに心躍る瞬間は今まで無かったから。新型iPhone なんてとても敵わない。

 写真を撮ろう。沢山撮ろう。彼女との思い出を最後まで作ろう。失恋ソングを聴きながら、SONG BOOK は私に語りかける。