ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

救いの場。

 毎日、ギリギリの精神状態で生きていて、「針が落ちた」ら、風船が弾けたかの如く、べシャーっとした鬱になった。

 少なくともこの状態はあまり良くなく、その打開策として、精神科開放病棟への入院は悪くない選択肢だと思う。

 自殺するよりだいぶマシで、生きてる間にどこかしら休息は必要で、その場が精神病院であるのは、躁うつ病患者としては、第一の選択肢だと思う。

 それを今度、主治医に相談しようと思う。問題はその後、だ。今の生活は確かに悪くはない。作業所はとても楽しいし、。グループホームも居心地は良い。

 しかし、私を苦しめているのは家庭の問題であり、カネの問題であるからして、私の築き上げた生活を崩したくはない。

 戻って来ることは可能だろうが、状況がかなり変わるのも理解できる。少なくとも今のような楽しい時間を過ごす場、では無くなっているだろう。

 「どちらかを取れば、どちらかを失わなくてはならない」のは当然の事であり、それくらいは分かっている。ならばどうすれば良いのか?