ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

近所のジェラート屋さんから駅前資本を見る

 近所を散歩していたら「はて、こんな所にアイス屋なんてあったかな⁈」と何気なく入店した。お試しでどれでも好きな味を試せて、ほうじ茶にした。優しい味わいで、これにした。

 イートインできるので食べながら話を聞くと既に店は3年だそうだ。飲食のしかも割と高いジェラートとなるとなかなか駅前の商売としては難しいのかな⁈と勝手に思っていたが、入れ替わり立ち代わりの駅前で3年とは!
しかも一人ではなく家族経営でたまにアルバイトを雇っているとは!これはなかなかスゴいなー。
味は添加物が入っていないせいか優しく、アイスほど甘すぎず、サッパリといただけた。

 やはりこれからの駅前店舗は作り手・売り手・買い手の顔が見える関係がいい。商品に付加価値を付けるには「手作り」というのは大きな武器。そこでしか買えないものだから。ただ売るだけではなくて。これからの駅前資本の理想形を一軒のジェラート屋さんから見えた。