ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

磯野貴理子さん

 足掻いて、足掻いて、それでもどうしても美しいモノを作りたい。それを愛と呼ぶのなら、私が夢見ているものもやはり愛だ。

 磯野貴理子さんは離婚した。本当にしょうがないモノというのは有る。が、明るく振る舞う彼女の姿は逞しいし、本当に素敵だ。

 自分の悲しみに号泣してくれる友人、それを暖かく見守る友人。彼女の悲しみはきっと3/1になり、喜びはまた3倍になるだろう。

 どうしようもない事なのだ。人生は悲しみに溢れている。だからこそ、歌を歌い、TVを見て爆笑したり、友人とお茶を楽しんだり、きっとささやかな幸せ。

 かく言う私も、恋愛しては挫折し、それでも諦め切れずに毎日を何とかやり過ごして38まで来た。いいじゃないか、それで。