ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

iPhoneとの出会い。

 僕がiPhoneにした理由はとてもシンプルなものだ。それは「iPod+電話+インターネット」だ。毎日持ち歩くiPodと電話が一つになり、充電も一つで済むのはとてもラクだった。インターネットも携帯電話の小さい画面でなく、iPhoneの大きい画面ならとても快適だ。当時はソフトバンクでしか取り扱いがなく、ずっとauユーザーだった僕はキャリアを変えることが一番の大きな問題点だった。メールアドレスも変えなくてはならず、LINEなどの便利なものは当時は無く、かなりの手間が予想された。

 ちょうどその頃、日本でもiPhone3Gの改良版、3GSが発売された。iPhoneの発売当初は散々な酷評がネットに散見された。しかしOSがアップデートされるにつれ使い勝手が向上し、賞賛へと変わっていった。買い替えの手続き、お金の面、いろいろ問題はあったが、「間違いなく今後これが主流になる!」という確信はあった。それは「アプリ」と「iOS」の存在が大きかった。iPhoneには日常の生活を支え、創造的な毎日にする為の膨大な数のアプリが低価格でDL出来、無料のOSのアップデートで、本体を買い替えることなく最新の体験が出来る。

 iPhone3GSiPhone4SiPhone5、iPhone6、iPhone6s Plus と買い替えてきたが、買うたびに新しい発見がある。洗練されたデザインは、今のファッションのトレンドの「ノーム・コア」を先取りした感さえある。もはやiPhoneさえあれば何もいらない、と言えるほど。

 ただ一つ残念なのはクイックホイールの商品が今のApple には無いこと。過去を捨てる勇気はもちろん大切だが、何らかの形で復活してほしい。