ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

好きな音楽。

今週のお題「私の癒やし」

 ぼくの癒しはアジアン・カンフー・ジェネレーションの音楽です。脈絡のない歌詞、ノイズのようなギター、叫びに似た声。それでいて、どこか優しい。iPod に音楽を入れ、朝、通学途中に聴いている。ダルい朝。変わりばえのしない毎日。鬱陶しい雨。ほとんど毎日、同じようなプレイリストで聴いてるくせに、いつも違う表情を出し、痛みにも似た感情を思い出させる。

 決して明るい音楽ではない。昏くて憂鬱な音楽だ。後ろ向きになりそうなぼくを少しだけ、前へ進めてくれる。

ぼくの読書遍歴①

 小学校の頃、ちょっと都会の塾に通っていた。その塾友達の間で流行っていたのが宗田理さんの「ぼくらの7日間戦争」だ。ぼくは「都会の子供は小説とか読むんだな〜」と地元の田舎の小学校には無い、カルチャーの匂いに惹かれた。塾友達の間で、塾が終わったあと本屋へ行き、宗田理さんの作品を読み、近くのドムドムバーガーで感想を言い合っていた。それがぼくの読書の原体験だ。

 中学に入り、電車の通学時間に熱心に読んだのは赤川次郎さんの「三毛猫ホームズ」シリーズだ。お小遣いを貯めては本を買い、同じ本を何回も読んだ。西村京太郎さんの作品もよく読んだ。「ここのトリックはよく出来ているな〜」と感心し、ミステリー作品の面白さを知った。

 中学の友達から水野良さんの「ロードス島戦記」を勧められて読んでみたらとても面白かった。その時、「ジュニア・ノベルズ」という小説のジャンルを知った。中学の図書館は本が充実しており、放課後は毎日通った。あかほりさとるさん、中村うさぎさんの「ゴクドーくん」シリーズにもハマった。

 高校に入ると、Y先生という本好きの先生がおり、授業の合間に本の話をしてくれて、文学や心理学の本を読むようになった。特に面白かったのが岸田秀の「ものぐさ精神分析」シリーズだった。精神分析を使い、社会の様々な現象を語る。という内容だった。後に大学で岸田先生のゼミに通うようになった。

 沢木耕太郎の「深夜特急」という本に出会ったのもその頃だ。インドのデリーから乗合バスに乗ってロンドンまで旅をする、という内容の旅行記。それに影響を受けて、高校3年生の冬休みに関西に一週間の一人旅をした。ぼくは「深夜特急」を繰り返し読んだ。その旅を人生になぞりながら何回も何回も読んだ。「こんな生き方がしたい」と強く思った。その本はぼくの人生に大きな影響を与えた。自分で物事を選択する、という生き方を。

先日

 ウェルビーでメモを取ることが多いので、少し良いボールペンが欲しくなった。いろいろ試して手頃な値段のボールペンを購入した。そしたらとても滑らかに書けるので、しっかりした字が書けるようになり、嬉しくなった。ぼくはほぼ日手帳を使っているので、そこにTODOリストや雑記を書き込んでいる。それが快適になったから嬉しくなった。

 ぼくは手帳とメモ帳を使い分けているので、いつも百均のメモ帳を使っていた。しかし、ボールペンで文房具に目覚めてしまったぼくは革のカバーのメモ帳を購入して使うようになった。それから定期入れ、シャーペン、ライター、ノート、下敷き、と身近にあり、毎日使うものに凝りだした 笑。総額はなかなか掛かったが、非常に満足している。

 それから丁寧に生活するように心がけるようになった。焦らず、自分のペースで、人のことは気にせず。これが精神衛生上、非常によろしい。ぼくは37歳だが、毎日伸び盛りだと思っている。しっかり訓練し、就職し、生活が安定したら結婚し。そのためには自分が大人にならなければならない。ぼくは軟体動物なので、毎日、人から吸収している。その中で大人の嗜みも心がけるようになりました。

カメラについて

 ぼくはカメラが好きだ。写真が好き、というのは勿論あるが、機械としてのカメラが好きだ。以前、写真家の森山大道さんに憧れて、RICOHのGRを使ってスナップショットを撮っていた時期があった。しかし、スマホを持ち、iPhoneのカメラ性能が上がるに連れ、次第にGRの出番は減り、iPhoneのカメラを使うようになっていった。GRの良いところは単焦点レンズのみで、気軽にサクッと写真が撮れる事だった。きっと今の時代に森山大道さんがカメラを選ぶとしたら、やはりiPhoneになると思う。目的は気軽に写真が撮れる事だから。

 そして、世間に気軽にスナップショットが撮れるようになったら、デジタル一眼レフが少し頑張れば買えるくらいに身近なものになっていった。その流れに乗り、僕もデジタル一眼レフを手に入れた。当初はいろいろなレンズを試していたが、自分に合うのはやはり、気軽に撮れる単焦点レンズだった。今はそのレンズ一本しか持っていないが、さほど不便は感じていない。コンデジの高倍率のSONYのM3と単焦点NikonのD750とを使い分けているからだ。散歩が趣味なので、カメラを持ち歩き、身近な風景を撮り、良く撮れたものはプリントアウトし、アルバムに残している。

 今後はNikonの障害者割の会員になっているので、時間がある時に投稿してみたいと思っている。写真の面白いところはシャッター1つ押すだけなのに、そこに如何に自分の思いと、情報を込められるかにかかっている。だから、職質されるくらいの覚悟を持って自分の思った写真が撮りたい。こんなに身近に芸術があるのだから。

しばちんのお弁当

今週のお題「お弁当」

 

 ぼくは私立の中学に通っていた。家がど田舎にあったから、周りに私立校は無く、県の中央部にまで通うのに片道3時間かかった。が、通学時間はそれほど苦では無かった。電車は座れたので、読書したりぼんやりしたり、単語帳を見たりしてなかなか有意義に過ごしていた。

 しかし大変だったのは母親である。毎日のお弁当作りは明け方から始まっていた。だから、作って貰っているだけで有り難かった。味は二の次である。ある時、昼食時、クラスメートの友人がぼくのお弁当からおかずを取った。食べた感想は「しばちんのお弁当、美味しくない!」と言われてしまった。

 確かに美味しくない!美味しくないよ。でも、母親には何も言うことが出来なかった。その次の日も食べましたよ、美味しくないお弁当を。それが中学から高校卒業まで続いた。「まずいなー」とココロの中で密かに思いながら。

コーヒーについて

 ぼくは1日にコーヒーを5〜6杯飲む。缶コーヒーが多いが、スタバやドトールといったカフェでもよく飲む。缶コーヒーで言えば、微糖が好きだ。あとカフェラテが好きだ。スタバだとカスタマイズ出来るから、ソイラテにしてコーヒー感を強くするためにショット追加する。

 ぼくはお酒は飲まない。全く飲めない訳ではないが別に飲みたいとは思わない。1日のやるべき事が終わった後の一杯がたまらない。このために今日一日頑張った、と思えるくらい。

 「缶コーヒーは悪魔の飲み物」とネットに書いてあった。たぶんカラダに悪いんだろう。分かってないな、だから悪魔的に美味いんだよ。

タバコについて

 結局、アイコスは買いませんでした。臭いがつかないのは良いが、マズいらしいし、充電は面倒臭いし、くわえタバコは出来ないし、初期費用はかかるし、壊れやすいらしいし。そして、時代に逆行するかの如く、タバコを1ミリから12ミリにした。

 本来、タバコの葉には1ミリとかは無いらしい。化学の力によって「軽いタバコ」を作っているだけらしい。その化学の力が厄介らしい。もうね、私は悟りましたよ。どうせカラダに悪いことをしてるなら、美味しいタバコが吸いたいと。あと、単純にカッコイイし 笑。

 家でリラックスしている時はインドネシアのタバコをたまに吸っている。GARAMというやつだ。これが滅法美味い。が、臭くて外では吸えない 笑。だから葉巻がわりに自室で嗜んでいる。大人の嗜み。