ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話

 彼女がどうしてそんなに悲しいのか私には分からないが、私は話を聞くことも出来ないし、そこにいてやれることも出来ない。私は彼女の幸せを願うことしか出来ないし、明日は部屋の掃除が待っているし。

 毎日の暮らしの中で、エビカツサンドが美味いとか、ハッシュドポテトが美味いとか、無駄遣いがしたくなって散財してカネが無くなったとか、そういう感じで日々は消費されていく。

 日が落ちるのが早くなった。季節は確実に冬に近づいている。何にしろイベントごとの多い季節だ。私は人並みにそういう事を楽しみにするタイプだ。だからどうした、という訳でもないが、そっちのほうが良い。

 親に土下座して借りた借金を返すまでは死ねない。キレイなカラダで三途の川を渡りたい。「借金も財産の内」とはよく言われるが、私の場合は生きる糧である。借金、ありがとう。

 まあまあ体調も回復して次のステージに移行しようと思う。何が待ってるか知らないが、「うるせえ、バーカ!」の精神で乗り越えていこう。小学校の頃の夢は「文化的テロリスト」だった。借金、ありがとう。