もうね、涙しか出ない。失恋ソングを聴いては涙し、それを1日に何回も繰り返す。これだけは心に誓っている。
彼女を送り出す際に、笑って、笑顔で、送り出すことだ。決して泣いてなんかいけない。恥ずかしいとは思わないが、彼女の困った顔は見たくないのだ。
今のうちにたくさん泣いておこう。一生分の涙を出してしまおう。大体、精神病持ちで、借金あり、無職の人間に彼女を幸せにすることは出来ない。
彼女がソンをしてしまう。それだけは避けたい。それが私の出来る唯一の努力だ。ホント、恋愛なんてするのは嫌だ。辛いだけだよ。
まあ、だからと言って、生きるのが嫌になったりはしないが、この辛さは二度と味わいたくない。決して。しかし、この涙の温かさは何なんだ⁉。
タバコを吸いながら、また、MacBook Pro を開いている。つれーーーなーーー、本当に。彼女の優しさなんて、知らなければ、こんなことにはならなかったのに！。
全く、私には高嶺の花、であり、花、というのは遠くから眺めているのが一番良い。彼女が素敵な人でなかったら、こんな事にはならなかったのにな、。
もし、違う形で出逢えば、と考えないわけではないが、この再現性の無いドラマは私の脚本では、笑顔で、サヨナラ、という最高のハッピーエンドだ。
