ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話。

 カウンセリング受けたり、精神科医と話したり、お薬飲んだり、散歩したり、ウンコしたり、なかなか治療も大変だ。

 かくいう私自身は「何も間違っていないし、何が正しいのかも分からない。」言えるのは仕事が長続きしないという事だ。

 それは私が幼すぎた、とも言えるし、社会の変容がそうさせた、とも言える。言い訳でなく。生活するカネは家業があるから、贅沢しなきゃ大丈夫だ。

 就職も結婚も「精神病」という事で免除されている。有り難い。私は自由だ。誰にも文句の言われない免罪符を手に入れている。

 さて、何をしようか⁉。ボランティアなんていいんじゃないかな⁉。老人ホームで。特にやりたいことも無いので、そこはお任せで。

 資格の勉強をして、大学院に行きたい旨を主治医に伝えた。そしたら「日陰者の発想だよ。」と言われた。つまり、逃げてると。

 ええ、逃げますよ。労働からも、面倒くさい恋愛からも。性欲なんてピンサロで済ませれば良いのさ。それもまた有り難い事だ。

 「平常心」と「丁寧な生活」だ。全ては。コロナだろうが、精神病だろうが。SNS で世界は一変した。変わるものと変わらないもの。

 まあ、ネットも何も私は旧世代の人間だ。スマホの代わりに趣味の良い文庫本があればそれでいいし。パソコンの代わりに文通したり、ラジオを聴いたり、詩集があればそれで完璧。

 誰かと繋がっているなんていうのは、水道の蛇口を捻れば分かることだ。そこには、水道屋、水道代を払ってくれる母親。クラ○シアンはボッタクリ。ココ重要。

 そんな世の中の厳しさも、喉の乾きも、料理の楽しさも、お風呂の気持ち良さも、教えてくれる。無論、詐欺師は消えてなくなれ。

 

※この文章はフィクションです。固有名詞などは架空の存在です。クラ○アンは便利は便利です。詐欺師じゃありません。正しい株式会社です。