ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

ななこの日常。

 朝飯を食べて、精神安定剤を飲み。帰ってきて、夕飯を食べて、精神安定剤を飲む。睡眠薬が無いと寝れないし、。

 中島みゆきを聴きながら涙して、癒やされて、励まされて、明日も生きていこうと思う。生きていくのは容易ではない。

 毎朝、嘔吐していた日々が懐かしい。いつ死ぬか毎日、考えていた、中学・高校時代。毎日学食で、一人ぼっちでメシを食べていた大学時代。

 2週間に1回の精神科の受診は、もう人生終わってると思っていた。ななこは大学時代に一度も居酒屋に行った事はなかった。そんな周りの人々が憎らしかった。

 なんとか介護の世界に拾われても、毎日起こられて、辛かった。毎日、笑われていた。「あいつは使えない」そんな陰口を聞こえるように言われながら。

 消耗し切って、精神病院に2回入院した。そこから人生が始まった感じがした。周りの人達が優しかったから。

 ああ、生きていこうと思った。人生で初めて思った。ちょっとだけ嬉しかったのを覚えている。逃げることしか考えていない自分を恥じた。

 それから夢中で生きてきた。音楽に救われ、なんとか生きてきた。身体はボロボロ。それでも幸せだった。その幸せが 死ぬまでどうか、どうか続きますように。