ななこ♂の部屋

小説「プログラミング・ガール」を書いています。

精神科医との対話。

 因果応報。とはよく言ったもので、何事にも必ず原因がある。なので、注意して生きていく事が大切。トラップを作って、自分を破滅させるようなマネは、中学で卒業した。

 学校は嫌いだった。教師は事なかれ主義、私が同級生から殴られているのも見て見ぬふりをしていた。自分を守るものは自分しかいない。親も教師も役立たず。

 私はお笑いとロックによって救われてきた。太宰治のあの「演技的ピエロ」は私の心の澱を救ってくれたし、坂口安吾の「ヨッパライ的身振り」は生き抜く知恵を教えてくれた。

 文学の中にはお笑いとロックが共存し、現在の邦ロックの成熟に貢献してきた(椎名林檎は文学を読まずに、文学的エロティシズムを生まれながらにして所有していた)。

 「くるり」のアルバムごとの実験は、私を興奮させることに成功していた。「言葉」の中に言葉があった。それはとても優しく、だから後の後輩たちに多大なる影響を与えた。

 ファッションとドラッグとアイドル、によって大森靖子は形成させている。つまり、PUNK的リリシズムを彼女はとても健康的に歌っている。

 ま、音楽の話はここまで。私は疲れた。今日は何を聴こうかな⁉。菊地成孔では官能的すぎるし、Beatles は抑えにまわしたい。という訳で、「正解は越後製菓!」。